ラグビーのトップリーグ第4節最終日は6日、各地で5試合が行われた。愛媛県松山市の県総合運動公園ニンジニアスタジアムではB組の豊田自動織機―神戸製鋼戦が行われ、詰め掛けたファン3370人が一流選手のプレーに見入っていた。
 試合は前半、豊田自動織機が積極的に攻め込み、12―5とリード。しかし後半、神戸製鋼がスクラムから立て続けにトライを挙げて逆転し、27―12で勝利した。
 観戦した宇摩ラグビースクールの山瀬小晴さん(12)は「一人一人が上手で、激しいプレーは見ていてとても面白い」と笑顔。松山聖陵高ラグビー部1年橋本龍河君(16)は「(神戸製鋼の)木津選手ら日本代表選手のプレーを間近で見ることができて感激。両チームともミスが少ないし、タックル後のリアクションが速い。見習いたい」と感心していた。